Xcodeを4.3.2にアップデートしたので、Mac OS XのGUIアプリケーションを作成してみた。以前に買ったまま積まれていたObjective-Cの本達を引っ張り出してきて見ながら挑戦しようと思ったが、Xcode 4になってから、ユーザーインターフェースが大きく変わっており、いまいち対応関係がわからない。仕方がないので、Apple Dev CenterにあったYour First Mac Appを参照しながら試行錯誤してみた。ちなみにObjective-Cはほぼ初見状態だったので、少し無謀だったかもしれない。
プロジェクトの作成
Xcodeを起動したのち、[File]-[New]-[Project]を選択すると新規プロジェクト作成のウィザード(Macはウィザードと言わない?)が表示されるので、適当に「CocoaPractice」とプロジェクト名を付けて、後はデフォルト値から変更せずにプロジェクトを生成した。詳しく見ていないが、このときにGitリポジトリを自動で生成できるようだ(デフォルトで生成されるっぽい)。
プロジェクトが生成されると、すでにゴチャゴチャとファイルが含まれている。試しに[Run]ボタンを押してみたところ、空のウインドウが表示された。
メニューも[File]や[Edit]など一般的なものはすでに用意されているようだ。
デフォルト言語が英語になっていて、システムのデフォルト言語を使ってはくれないようだ。Xcodeのインターフェースが英語なのでそりゃそうかという気もする。
ユーザーインターフェースを作る
プロジェクトを作って、デフォルトの空っぽウインドウを表示させて、Cocoaアプリケーションを作ったと言うのもどうかと思うので、ウインドウにGUIコントロールを配置していく。
Navigation Areaから[CocoaPractice]-[MainMenu.xib]を選択すると、Editor AreaにInterface Builderが表示される。
ここに右下のLibrary PaneからWindow上にDrag&DropでGUIコントロールを配置していけばいいらしい。とりあえず、[Label]と[Push Button]、[TextField]を配置した。この段階でビルドすると、もうすでにユーザーインターフェースが配置された状態でアプリケーションが起動する。
当然のことながら、ボタンを押しても何も起こらない。
画像が多くて記事が長くなってきたので、続きは次回と言うことにする。
Hats off to whoever wrote this up and pstoed it.
投稿情報: Durgesh | 2012/06/19 01:54